「和食」には「日本食」という一般的に家庭で食べられるものがあります。カレーライス、ラーメン、ナポリタン、生姜焼き、とんかつなどがそれにあたります。
ここでは和食=日本食にスポットあて、カロリーについて検証してみましょう
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和食=日本食とは
西洋料理や中華料理の一部でありながら、日本に定着し、一般家庭でも多く食べられ、日本で独自の発達を遂げている料理を和食(日本食)といいます。また、豚カツ、オムライス、カキフライ、エビフライ、ハヤシライスは日本で生まれた料理でこれも和食(日本食)です。
日本食は海外においても日本の料理である和食として認識されている料理です。
和食ってカロリーが高い?
へルシーなイメージが高い和食ですが実のところ落とし穴があります。
カロリーの高い料理をあげてみましょう。
▼丼ものは具に関係なく高カロリー
丼ものはお米が多く、揚げ物をのせるので、高カロリーなのは当然。
しかし牛丼もお肉が中心なので、謀牛丼チェーン店では並盛で622 kcalと公表しています。
▼国民食のラーメンは?
日本人の国民食といっても過言ではないラーメン、色々なスープや食べ方がお店によってさまざまです。一般的なラーメンのカロリーは500~700 kcalですが、とんこつや背油たっぷりの、こってり系は、スープや具材によっては軽く1000kcalを超えるラーメンがあるので要注意です。
▼カツカレー
脂をたっぷり吸った衣に脂肪がのった豚にカレーにライス。カロリーが低いわけがありません。有名チェーンが公表しているカツカレーのカロリーはヒレカツカレー1103 kcal、ロースカツカレー1111 kcalとなっています。
▼うな重は低カロリー?
ご飯のカロリーがうなぎにプラスされ、カロリーは600~800 kcalくらいに。うなぎが大きいと1000 kcalを超すこともあります。意外にカロリーが高いです。
▼ふわとろオムライスに注意
洋食がルーツで、日本のオリジナル料理であるオムライスは、ライスが多くカロリー高め。
最近はふわとろが人気でソースに、こってりデミグラスソースやホワイトソースを使います。デミグラスソースのオムライスで1000 kcalにもなります。
▼菓子パンのカロリーに驚愕
パンは欧米発ですが、メロンパンやカレーパンなどは日本人向けに独自の進化を遂げたものが多数あります。パンは小麦粉が主原料なので元々カロリーは高め。甘いアイシングやチョコのトッピングや、バターやマヨネーズ、チーズ、具などと、高カロリーです。ちなみにメロンパンは400 kcal、デニッシュ系では800 kcal以上のもあり、この2つを食べると1200 kcal、カフェオレをプラスするとおそろしくなります。
▼栄養バランスに優れ、高満足度な定食ですが・・・
おかずの多さと、お腹も心も満たされるコース料理に値するほどの定食ですが、全体に量が多く、揚げ物のおかずによってカロリーがかなり高くなります。
天ぷら定食・・・830 kcal、ヒレカツ定食・・814 kcal、すき焼き定食・・925 kcal、生姜焼き定食・・906 kcal
大好きな生姜焼きが予想以上に高カロリー!
揚げ物が高カロリーというのは納得ですが、生姜焼きが天ぷらに勝るカロリーとはおどろきです。カロリーが高い要因はどうやら豚肉の量のようです。
日本で1番カロリーが高い料理は?
米ハフィントン・ポストに世界一高カロリーな食べ物として日本のラーメンが選ばれました。ラーメンは日本食なので健康に良い食べ物と勘違いしている外国人が意外と多いようです。
和食と洋食、ダイエットにむいているのは?
朝食はご飯よりパン派という人が増えています。朝は忙しく調理に時間をかけられないというのが一番の理由のようです。パンもご飯の炭水化物ですがダイエットにはどちらが適しているのでしょう。
▼満腹感
満足感は血糖値の変化で感じます。主食のない欧米スタイルの食事では最後にデザートを食べて満足します。そのためカロリーオーバーになってしまう傾向がある一方、緩やかに血糖値が上がる和食(ご飯)は長時間満足度が継続するためダイエットには和食のほうがいいでと考えられます。
▼相性
パンは油脂の多い食品と相性がいいですが、ご飯は野菜にも合い、脂肪の少ない料理にも相性がいいです。
このことからカロリーで考えても和食のほうがダイエットにむいているでしょう。
▼かむ回数
パンは良く噛まなくても食べることができるので早食いになってしまします。しかしご飯はパンよりかむ回数が必要なため食事に時間を要します。そのことにより食べすぎを予防する効果があります。
どうやらダイエットにはパンよりご飯のほうが適しているようですね。
ヘルシーイメージが強い和食ですが落とし穴に気をつけ、食べ過ぎないよう、注意したいものですね。